発電菌土壌センサ

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よくあるご質問 (FAQ)

発電菌とはどのような菌ですか。

地中や水中などの身近な場所に棲んでいるどこにでもいる微生物で、有機物を分解してエネルギーを得る際に、電子を対外の金属へ渡す習性をもっている細菌のことです。 代表的なものはシュワネラ菌、ジオバクター菌などがあります。ただし、発電メカニズムの詳細はまだ良く分かっていません。
発電菌のいる土壌に触れても感電しないのですか。

発電菌の起電力は非常に小さいので、人が感電することはありません。
発電菌は何種類くらいあるのですか。

20種類くらい存在すると言われています。
「無線タグモジュールの動作確認」を行っても発信しません。

ユーザ登録の上、取扱説明書(発電菌土壌センサ編)をダウンロードし、図1を参考に正しく配線されているかご確認ください。極性が誤っていると蓄電、昇圧が行われません。 ご紹介しているアプリは、1回(1タップ)あたりのスキャン時間が45秒程度ですので発信タイミングに合わせてスキャンする必要があります。 「マルチメータを使った測定方法」でマルチメータを使用した測定方法を記載しておりますので、こちらを参考に発信タイミングを把握しながらスキャンを行ってください。
何週間経っても発信しません。

ユーザ登録の上、取扱説明書(発電菌土壌センサ編)をダウンロードし、図2を参考に結線に誤りがないかご確認ください。正極側のカーボンフェルトフェルトは、 土壌の表面とよく密着させてください。 発電させるためには土壌に生息する微生物(発電菌)を育てる必要があり、お使いの土壌の状態によっては、発電開始までかなりの日数を要したり、まったく発信しない、もしくは 発電が安定しない場合があります。 土壌が瘦せている(土壌の中の微生物が活発に活動していない可能性がある)場合は、<土壌作り>項に記載の手掛かりを参考に土壌作りを行ってください。
アプリの使い方が分かりません。

アプリケーション内に取扱説明書がありますのでご確認ください。
不明点がございましたらお問い合わせフォームよりご相談ください。

リード線が切れてしまいました。

リード線が腐食して断線した可能性があります。ニッパー等を使いリード線の被覆を剥がして再利用してください。 リード線が短くなり再利用できなくなった場合は、お問い合わせフォームよりご相談ください。
センサ(カーボンフェルト電極)が破けてしまいました。

発電量はセンサ(カーボンフェルト)の面積に依存しますので、木綿糸などで縫い合わせて補修してから実験を行ってください。 補修不能になってしまった場合は、お問い合わせフォームよりご相談ください。
土壌から異臭がしてきました。

異臭がしましたら十分な換気を行ってください。土壌に与えるに水分は、霧吹きで湿らす程度に止めてください。ミネラルウォーターを与え過ぎると、糖分でメタンを発生する菌が増殖する可能性があります。
土壌に植えた葉菜類(植物)が腐ってきました。

土壌の肥沃度(植物の生育状況)と発電量との関係はハッキリとは解明されておりません。植えた植物が腐ったから発電量が減る(発電しなくなる)とは一概に言えませんので、色々な状態の土壌でトライしてみてください。
Beacon信号以外のBluetooth信号を発信させることは可能ですか。

BLEモジュールに書き込んでいるファームウエアにてBeacon信号専用としているため、Beacon信号以外のBluetooth信号を発信させることはできません。
モバイル回線で使用している電波(LTE、4G等)を発信させることは可能ですか。

モバイル回線用のトランシーバICは内蔵しておりませんので、発信させることはできません。
無線タグモジュールは他の発電要素と接続して使用できますか。

発電される電圧が0.35V以上、電流が30uA以上であればBeacon信号の発信が可能です。発生するエネルギーが小さい場合は蓄電に長時間を要しますので、別途発信を確認する方法ご検討ください。なお、技術的に不明点がございましたら、お問い合わせフォームよりご相談ください。
振動発電でも無線タグモジュールを使用できますか。

無線タグモジュールは交流電圧に対応しておりません。取扱説明書の絶対最大定格をご確認ください。整流回路等でマイナス側の電圧が発生しないような工夫をいただくことで、振動で得られるエネルギーを使ってBeacon信号を発信できる場合もあります。詳細につきましては、お問い合わせフォームよりご相談ください。
無線タグモジュールに防水機能はありますか。

IPx3相当の防水設計は行っておりますが、保証はしておりません。
無線タグモジュール単体の販売は行っていますか。

実験キット用無線タグモジュール単体の販売は行っておりませんが、CLEAN-Boost技術用いた「漏水センサ」の無線タグモジュール単体をチップワンストップ社Webサイトからご購入頂けます。
BLEモジュールは自社製ですか。

弊社ではBLEモジュール開発は行っておりません。Braveridge社製のBLEモジュールを使用しています。
スマートフォン以外でBeacon信号を受信可能ですか。

汎用のゲートウェイ等でも受信可能です。ただし、お客様の実験環境で使用する受信設備の立ち上げサポートは行っておりませんので、お客様自身で環境構築を行ってください。
iPhone用アプリでBeacon信号を受信できないのですか。

お問い合わせフォームよりご相談ください。
本当に電池を使っていないのですか。

電池は内蔵していません。センサで回収したエネルギーのみでBeacon信号を発信しています。
どの様にBluetoothのペアリングを行うのですか。

Beacon信号の発信のみの機能しかありませんので、ペアリングは不要です。
屋外で実験できますか。

使用できます。
動作温度範囲は何℃ですか。

室温での実験を想定しておりますが、温度保証は行っておりません。
発電菌に寿命はありますか。

分かっておりません。
土壌発電で得られるエネルギーはどのくらいですか。

インターネット上で検索すると、「田んぼ1平方メートルあたり数十mWの電力を取り出すことができた」等の記事が散見されますが、弊社ではエネルギー源としての土壌発電の潜在能力を確認できておりません。
市販されている微生物発電キットとの違いはなにですか。

Magical Microbes社製のMudWattと発電の原理は同じです。 MudWattは発電するとLED点灯もしくはClock動作するのに対し、本実験キットではBLEのBeacon信号を発信します。
発電を加速する(発電菌を活性化する)方法はありませんか。

分かっておりません。
カーボンフェルトの耐用年数はどのくらいですか。

弊社実績としては、1年以上使用できています。
カーボンフェルト単体で購入できませんか。

本実験キットではSGLカーボン社のカーボンフェルト(GFA10)を使用しております。お客様ご自身でSGLカーボン社にお問合せください。
なぜ土壌に水道水を与えてはいけないのですか。

水道水には殺菌・消毒用に塩素が入っておりますので、使用しないでください。

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