水分発電センサ

moisture

本実験キットでは、水道水を使用し発電の実験ができます。
センサを無線タグモジュールに接続し、水分が検出されると、無線タグモジュールがBLEのBeacon信号を送信します。2種類の金属のイオン化の差を利用したセンサを用いると、センサで感知した水分量に依存して発電量が増減します。
この現象を利用すると、簡易的な水位検出センサを作ることが出来ます。

取扱説明書ダウンロード
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水位検出実験

下図は、簡易的な実験の接続例です。
センサは、亜鉛板と銀メッキ板を隙間を空けて接着したものを使用しています。

簡易的な実験の接続例

無線タグモジュール発信イメージ

マルチメータを使った測定方法

スマートフォンを用いず、マルチメータを使った簡易的な発信周期の測定方法をご紹介致します。

マルチメータを使った簡易的な発信周期の測定方法

水位検出実験

容器に入れる水を増やして、センサが水に浸っている面積を増加させると、発電量が増加します。

水位検出実験

水位と発信周期[1/sec]の関係をグラフ化すると下図の様な傾向になります。
(グラフの数値は一例であり、温度や水質等により変化します。)

水位検出実験、グラフ

測定結果の編集

測定結果はDC電圧の変化をプロットしたものですので、その結果から以下の様に発信周期に変換します。

測定結果の編集、発信周期の変換

無線タグモジュールの使い方

本実験キットに同梱されている無線タグモジュールは、非常に小さいマイクロワットレベルのエネルギーを集めて蓄電、昇圧してBLEのBeacon信号を送信する機能を有しています。
1uA(0.75V)程度の微小電力でも集められればBeacon信号の発信が可能です。

よくあるご質問 (FAQ)

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