車載用 150℃動作 高耐圧 高速 ZCL®ホールIC

S-57TZ S シリーズ

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車載用BLDCモータへの要求

  • 快適な車室内に
    低ノイズ・静音
  • バッテリへの負荷を軽減
    高効率
  • 意匠デザインに影響しない
    薄型化・小型化

ZCL®ホールIC で実現
【新世代ホールIC】なら
設計負荷の削減と
高機能モータの実現を
両立できます

S-57TZ Sシリーズ

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S-57TZ S シリーズ

ZCLホールICは
極性が変化する点(=ゼロクロスポイント)で
出力信号を変化させる

世界初の検知方式を採用した、
ブラシレスDCモータ制御に最適な
新世代ホールICです。


世界初の検知方式を解説
≫「ZCLホールICとは?」


BLDCモータに最適なZCL®ホールIC

モータ設計に、ZCLホールICが提供する3つのメリット

磁束変化に影響されにくい回転角度検知

ブラシレスDCモータの回転制御を担うホールICは、回転する磁石の磁束密度を受けモータの制御信号を出力します。

ZCLホールICは、温度変化・磁石とホールIC間の距離変化等により変動してしまう「磁束密度の大きさ」を検知するのではなく、
磁束密度の変化に関わらず常に一定である「磁束密度が0mT点を通過するタイミング」を検知します。

磁束変化に影響されにくい回転検知が可能なZCLホールICは、複雑なソフトキャリブレーションや公差計算の簡素化に貢献。
常に高効率・低ノイズのモータを、より簡単に実現します。

【世界トップクラス】モータ筐体の小型化・薄型化

小型化された磁石の磁束でも確実に検知できるZCL技術を最大限活かすため、S-57TZ Sシリーズは配置自由度の高い面実装タイプのパッケージに対応しています。

また、世界最薄の新パッケージTSOT-23-3S (2.9 x 2.8 x t0.8mm) なら、業界標準のSOT-23-3 (2.9 x 2.8 x t1.3mm) のフットプリントそのままに磁石と基板の距離を短縮化できます。

車載モータ内部での使用を考慮したスペック

・静電気耐性

車両組み立て時やモータ組み立て時の過酷な環境に耐える、静電耐圧HBM:8,000Vを実現

・逆接続保護回路を内蔵

バッテリ接続時や車両修理時に発生する電源逆接時にホールICの破壊を防ぎます。

・車載品質

自動車等の過酷な環境での使用を想定し、三温度テスト(低温・常温・高温)を実施。
また、PPAP対応可能で、AEC-Q100 Grade 0にも対応しています。

アプリケーション

車載用ブラシレスDCモータ

高い電力効率・信頼性・低ノイズ性能を求められる機器に最適

・イグニッションオフ時に動作するパワースライドドア、パワーバックドア

・エンジンオフ時に動作するファンモータ、パワーシート

車載モータ用ホールIC ラインナップ

仕様

製品名 S-57TZ Sシリーズ
  車載機器向け
電源電圧範囲 VDD=2.7V ~ 26.0V
極検知 ZCL検知
出力論理 S極検知時 VOUT=”L” / S極検知時 VOUT=”H” (オプション選択が可能)
出力形態 Nchオープンドレイン出力 /
Nchドライバ + 内蔵プルアップ抵抗(1.2 kΩ typ.)
(オプション選択が可能)
ゼロクロスラッチ点 BZ=0.0mT typ.
解除点(S極) BRS= 3.0 mT typ / BRS= 6.0 mT typ (オプション選択が可能)
チョッピング周波数 fC= 500kHz typ.
出力遅延時間 tD=8.0μs typ.
動作温度範囲 Ta = −40°C ~ +150°C
車載品質 PPAP対応可能・AEC-Q100対応
データシート

製品データシート

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