125℃動作 高耐圧 高速
ZCLTMホールIC

S-576Z B シリーズ

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BLDCモータへの要求

  • ロボット・高機能家電に
    低ノイズ・静音
  • 機器の省エネに不可欠
    省電力
  • 意匠デザインに影響しない
    薄型化・小型化

ZCL®ホールIC で実現

【新世代ホールIC】なら
設計負荷の削減と
高機能モータの実現を両立できます

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S-576Z B シリーズ

ZCLホールIC は、極性が変化する点(=ゼロクロスポイント)で
出力信号を変化させる、ブラシレスDCモータ制御に特化した
世界初の検知方式を採用した新世代ホールIC です。

≫検知の仕組みを解説「ZCLホールICとは?」  |  BLDCモータに最適なZCL®ホールIC

モータ設計に、ZCLホールICが提供する3つのメリット

磁束変化に影響されにくい回転角度検知

ブラシレスDCモータの回転制御を担うホールICは、回転する磁石の磁束密度を受けモータの制御信号を出力します。

ZCLホールICは、温度変化・磁石とホールIC間の距離変化等により変動してしまう「磁束密度の大きさ」を検知するのではなく、
磁束密度の変化に関わらず常に一定である「磁束密度が0mT点を通過するタイミング」を検知します。

磁束変化に影響されにくい回転検知が可能なZCLホールICは、複雑なソフトキャリブレーションや公差計算の簡素化に貢献。
常に高効率・低ノイズのモータを、より簡単に実現します。

【世界トップクラス】モータ筐体の小型化・薄型化

モータ筐体の小型化・薄型化には 、磁石の小型化、そしてセンサを搭載した基板と磁石の距離を短縮することが不可欠。

小型化された磁石の磁束でも確実に検知できるZCL技術を最大限活かすため、S-576Z Bシリーズは配置自由度の高い面実装タイプのパッケージに対応しています。

また、世界最薄の新パッケージTSOT-23-3S (2.9 x 2.8 x t0.8mm) なら、業界標準のSOT-23-3 (2.9 x 2.8 x t1.3mm) のフットプリントそのままに磁石と基板の距離を短縮化できます。

モータ設計者の「使いやすさ」を追求したスペック

・静電気耐性

モータ組み立て時の過酷な環境に耐える、静電耐圧HBM:8,000Vを実現

・内蔵プルアップ抵抗

センサ信号出力の立ち上がり、立ち下がりの遅延時間差を短縮するのに最適な1.2kΩのプルアップ抵抗を内蔵。

・広い動作電圧範囲

2.7V~26.0V の動作電圧範囲が、モータ回転開始/ 停止時の安定したセンサ信号出力を実現。

アプリケーション

ロボット(関節の上下運動や動作などに使用するブラシレスDCモータ)

電動工具・コードレス掃除機 など

高い電力効率・信頼性・低ノイズ性能など、きめ細やかな制御を要する一般民生機器に最適

【高速・高耐圧】民生モータ用ホールIC ラインナップ

仕様

製品名 S-576Z Bシリーズ
  民生機器向け
電源電圧範囲 VDD=2.7V ~ 26.0V
極検知 ZCL検知
出力論理 S極検知時 VOUT=”L”
S極検知時 VOUT=”H”
(オプション選択が可能)
出力形態 Nchオープンドレイン出力
Nchドライバ + 内蔵プルアップ抵抗(1.2 kΩ typ.)
(オプション選択が可能)
ゼロクロスラッチ点 BZ=0.0mT typ.
解除点(S極) BRS= 3.0 mT typ
BRS= 6.0 mT typ
(オプション選択が可能)
チョッピング周波数 fC= 500kHz typ.
出力遅延時間 tD=8.0μs typ.
動作温度範囲 Ta = −40°C ~ +125°C
データシート

製品データシート

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