
車載用 105℃動作 10V入力
2A ソフトスタート機能付きボルテージレギュレータ
S-19246 シリーズ
V2X,TCU等
車載用通信モジュールの課題
- 電源供給にDC/DCを使うと
ノイズが発生、
実装面積が大きい - 電源供給にLDOを使用すると
出力電流が
足りない、
発熱が心配
V2X,TCU用通信モジュールの電源供給に、大電流LDO

DC/DCコンバータを「使わない」メリット
V2XやTCUなど、電波環境に応じて必要な電流が変動する通信モジュールの電源供給には、2A出力が可能なLDO S-19246シリーズが最適です。
2Aクラスの出力が必要な場合、DC/DCコンバータの使用が一般的ですが、スイッチングノイズが発生し通信に影響を与える・外付け部品も多く実装面積が大きくなるなど、デメリットもありました。
常時ではなく間欠駆動で通信を行う通信モジュールであれば、LDOがそれらのデメリットを解決します。
大電流出力でもLDOで問題ない理由
2Aクラスの出力をLDOで行う場合、最も懸念されるのは発熱です。
間欠駆動で通信を行う場合、常時駆動の場合と比較して発熱量は抑えられるのに加え、S-19246シリーズは、大電流2Aを許容するのに十分な高放熱パッケージTO-252-5S(A)を採用。
安心してご利用いただけるよう、熱シミュレーションサービスも提供しております。 お問い合わせ窓口
「使いやすさ」「安全」を実現するスペック
セカンダリーなのに 10V入力/12V定格
S-19246は、セカンダリー電源*としては高耐圧の「10V入力/12V定格」。
少し高めの動作電圧設定が、回路設計の自由度を向上させます。
安全な電源の立ち上げに「ソフトスタート機能」
出力電流の急激な変動を抑制するために、S-19246は、出力電圧を徐々に立ち上げる「ソフトスタート機能」を内蔵しています。
電源投入時に発生する突入電流を防ぐことで、機器の安全な立ち上げを実現します。
*セカンダリー電源:車載ECUの電源回路を複数段の電源ICで構成する場合に、2段目で仕様される電源を指す。
アプリケーション例
車載用通信モジュールなど
・車載用(ボディ、ヘッドランプ、ITS、アクセサリ、カーナビゲーション、カーオーディオ等)
・通信モジュールの定電圧電源
・家庭用電気製品の定電圧電源
車載用LDOレギュレータ(105℃対応品) ラインナップ
主な仕様
製品名 | S-19246シリーズ | ||||
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車載用 | |||||
出力電流 | 2000mA | ||||
出力電圧 | 1.0V ~ 6.0V | ||||
入力電圧 | 2.5V ~ 10.0V | ||||
出力電圧精度 | ±2.3% (Tj = -40℃ ~ +105℃) |
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搭載パッケージ | TO-252-5S(A) | ||||
車載品質 | AEC-Q100対応 PPAP対応可能 |
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動作温度範囲 | Ta=−40°C ~ +105°C | ||||
データシート | ![]() |
